シングルレイヤーSACDの実力

    2018年07月23日 07:27



    シングルレイヤーSACDで再発される録音が多くなった。
    カラヤンのグラムフォン録音ではブルーレイオーディオも無く、CD以外となると他に選択肢がない。
    (バーンスタインのはバンバン、ブルーレイで出すのに何故?)


    オイストラフとオボーリンが演った、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全集のシングルレイヤーSACDを買ってみた。
    oistrakhsacds.jpg

    比較するのは1998年に出たCDで、LPのセットを処分した後で買ったものだ。
    LPの時からヴァイオリンの音が柔らかくて美しい好きな演奏だった。
    ただ1962年という録音時期から、高域が伸びていない為に受ける印象かもしれない思っていた。
    oistrakhcds.jpg


    シングルレイヤーSACD化で高域が少し伸びて聞こえるのではと期待した。
    確かに少し音がしっかりとして、見通しのよい音場を形成しているが、
    基本的に違いはなく、高域がやや物足りないのは一緒だった。

    別々に聴いていたら違いに気が付くことはない。
    アナログ録音らしさ(音が良いという意味ではないが)を感じるのはむしろCDの方だった。

    この程度で特別なプレイヤーが必要となり、1枚当たり3000円以上するのなら、普通のCDで充分だ。


    OPPO UDP-205はSACDからアナログ信号を取り出すのに、PCM経由かDSDダイレクトかを選択できる。
    音はDSDの方が少し柔らかく感じるが、「気のせい」レベルの差だった。
    またDSDではNeo:6が働かず、リアチャンネルから音が出ない。



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