もっとSACDで聴きたい~ヒューイットのファツィオリ

2018年06月21日 07:10



Hyperionは2009年でSACDの生産を中止した。
アンジェラ・ヒューイットがファツィオリを弾くSACDで、
簡単に入手できるのはベートーヴェンのピアノソナタ集の2枚だけしかない。

appasionatas.jpg

上のSACD盤のマルチチャンネル層と下のCD盤を比較試聴してみた。
CD盤はNeo:6でマルチチャンネル化している。

ちょっと聴いただけで違いは明らかである。
例えば有名なOp52、 ピアノソナタ第23番「熱情」の出だし。

ヒューイットは女性ピアニストにしては打鍵の強い人である。
高いキーが立て続けに打たれるが、SACDでは全く煩さを感じないし、
透明感があって綺麗に延びている。
同時に左手の低音部はファツィオリらしい豊潤な響きで対比を為す。

一方CD盤はまず録音レベルがSACD盤に比べて高くとられている。
それを合わせ、さらにサラウンドチャンネルの音を大きくするのだが、
それでも高音域の打鍵は硬質で煩い。
低音部はSACD盤に比べて貧弱で、ファツィオリらしさが無い。

一度SACDで聴いてしまうとCDは二度と聴く気がしない。

ファツィオリを保有し、ファツィオリでの録音を重ねているヒューイット自身は、自分の録音を再生して聴く事をしないのだろうか。


アマゾンにはショパンやバッハの中古SACDが並んでいるが、
どれもプレミアが付いてバカ高い値段になっている。
アメリカアマゾンで買ってみようか。




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