ターンテーブルが回らない~MICRO SX-1500FVG

2018年06月06日 07:15



micro1500s.jpg

久し振りにLPを聴こうとしたら、ターンテーブルが回らない。
手で回そうとしてもビクともしない。
砲金製のターンテーブルを浮かしている空気圧がかかっていないようだ。


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カタログ写真は格好良いが、心臓部のポンプユニットは木製の箱。


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「ターンテープルを0.3mm浮かして」とあるから、どんな精密な機械かと思っていたが、
ボックスの底を開けてみると、薬瓶や瓶詰め瓶をタンクに流用した何とも貧相な中味。
左のポンプユニットはマイクロのプレイヤーの修理を行っているサイトに沢山出ているのとは全く違ったタイプだ。


DSC05444s.jpg
配管の塩ビチューブから可塑剤が滲み出して硬化し、ボロボロになっていた。

メーカーのマイクロ精機はとっくに無い。

外部のシリコンチューブは問題ないのに、何故内部だけ塩ビチューブを使ったのか?
ボックスを開けた時にボロボロになってどういう配管になっていたのか判らない。


System3.jpg
ネットで検索したらこんな図が出てきた。
タンクは2個で、吸排気のバッファータンクになっている。
図をよく見るとターンテーブルへの配管が一本しかない。
吸着システムを省略しているのか?

他に瓶が4個の場合もあり、機種毎に構造が違っているようだ。


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我が家のは図と違って瓶が3個あり、内1個は継ぎ手が1ヵ所しかない。
しかもそのチューブが途中でペシャンコになっていて、最初からタンクとして機能していなかったようだ。


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ノギスで計ってみると、チューブの内径は3.8mm、外径は6mmだった。
取りあえずヨドバシで4x6mmの耐水性ウレタンチューブを買った。


DSC05436s.jpg
アテになる文献がないので開けた時の写真を手掛かりに復元を試みる。

3つの瓶の内、継ぎ手が2つある瓶が吸排気のバッファータンクだろう。

ターンテーブルの下にAと印字されたチューブが行っているので、
ポンプの排気側を大きい方の瓶を通して、一番下(使用時は一番上)のAとある継ぎ手に繋ぐとターンテーブルが軽く回るようになった。

と言うことは、吸気側は小さい薬瓶がポンプ直結のバッファータンクになっている。
これをBかCに繋いで、残った継ぎ手に口が一つしかない瓶を繋げばOKだろう。
写真から継手が一つの瓶がBと繋がっていたようなので、Cが吸気という事になる。

LPを置いて試して見ると、ターンテーブルは快適に回るものの、吸着してくれなかった。
けれど15分程ポンプを回して置くと吸着も出来るようになった。

以前はLPがなかなか離れずに困る事があったが、今度はバルブを回すと直ぐ外れるようになった。
チューブが押し潰されていた所為だろう。
また、ポンプユニットから音が全くしなくなった。
これが、本来の仕様なのだろう。


DSC05443s.jpg
長い間使っていなかったので、イコライザーアンプやアーム、カートリッジも心配だったが無事LPから音が出た。
LPを聴くのは何年振りだろう。


修理完了。
費用はチューブ1巻(10m チヨダタッチチューブ TE-6)の代金945円(送料込)也。







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