マッキントッシュ MC152の音 その2 JBL、PIONEER を聴く

    2018年05月29日 07:27



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    MC152は重くて、ラックから引き出して背面の入出力端子の配線を交換するのが厄介だ。
    ライン入力は余っていた同軸ケーブルを使って、自作入力セレクター&ボリュームの所で差し替え、スピーカー用にはこんなものを作ってみた。
    各スピーカーのバナナプラグをここで差し替える。


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    30~40年選手で、いつもは1000Mと一緒に万年ベンチウォーマーになっているJBL LE8TとPIONEER PE 101 。


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    右側のLE8Tはオリジナルのウレタンエッジが溶けて無くなり、専用のロールエッジに換えてある。
    白いダンプ材がエッジに沿って禿げたり変色しているのは、専用エッジが出る前に使っていた鹿革エッジを剥がした跡だ。
    下に見えるホーントゥイーターの075と、ウーファーの2231AでオールJBLのマルチチャンネルアンプをやっていた事もある。

    これ迄は、高域、低域ともマイルドで、JBLらしさは中域の音色だけという印象だった。
    075と組み合わせると,高域が延びていない075の音がLE8Tの高域に被さって来てLE8Tの音が後退してしまう。
    2231Aと組合せると、フルレンジという事もあって、200~300辺りの腰の強さがない。
    名が売れている割には、帯に短し襷に長しで、使い方の難しいスピーカーだった。

    MC512で聴くと印象が一変した。
    MC152の重くて力強い音が、腰の弱さをカバーして余りある低音に変えた。
    高域も、分解能の高い音で高域端まで伸びるようになった。
    フルレンジ一発で定位は良いし、侮れないスピーカーに大変身した。



    DSC05421s.jpg

    左側のPE101は、PIONEERがまだスピーカーユニットを作っていた頃の10センチフルレンジで、初めてバックロードホーンを作った。
    塗装がわりの壁紙が足らなくて、正面は青のサランネットで誤魔化してある。

    2008年パイオニア創立70周年の年に、その30年前に発売したPE101の復刻版を出している

    pe101s.jpg
    メーカー推奨の設計図は結構複雑な音道だが、サブロクの12mmコンパネを使って一日で作った記憶がある。

    10センチということもあって高域は軸上20kHzまで延びている。
    長岡鉄男氏設計のスワンと比較すると、低域の量感では劣ったが音色はこちらの方が良かった。


    今、MC152で改めて聴きなおした。
    バックロードホーンの低域は40Hzまでだが、量感があり聴感上は更に下まで延びているように聞こえる。
    部屋いっぱいに音を響かせ、Yorkminsterの上に置いて鳴らしたら、誰もがYorkminsteが鳴っていると思うだろう。


    これが何故万年ベンチウォーマーだったのか?
    PE101が凄い銘器だったという話は聞かない。
    アンプが音を決めているのか。

    そういえば長岡氏が当時愛用していた日立HMA-9500(1977年発売)の定価は23万だったが、今ならその何倍もするだろう。
    スワンの音もアンプに拠る所大だったのではないだろうか。
    一生懸命バックロードホーンを組み立てても、そんじょそこらのプリメインアンプと組合せていては真っ当な音は出ないのかもしれない。

    MC512で試してみたいが、場所をとるスワンは既に手放してしまった。




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