百寺巡礼(3) 若狭神宮寺、若狭彦神社、若狭姫神社(福井)

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    かずさん


    明通寺から2km程の所に神宮寺がある。
    四国88箇所にも幾つかあるが、神社の中にあった寺で明治の廃仏毀釈以前は通常の形態だった。
    廃仏毀釈で寺は神社と分離され、廃寺となった神宮寺が数多くある。


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    駐車場を出て階段を上がると、傾いた門があった。
    この前を右に行けば仁王門があったのだが、まさかこれが参道とは思わず、すぐ左手に見えた入口に行ってしまった。


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    これは山門か? 注連縄が張ってある。


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    重文の本堂。こちらも注連縄が。
    流石にこの光景は奇異に映る。

    左手の柱には「お水送りの堂」とある。
    東大寺二月堂とここは地下で通じていて、お水取りの水はここから送られるという。
    お水送り時期には、一月程行事のために拝観できなくなる。


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    本堂内部は大きな蔀で外光を調節している。
    仏像は右側の格子の中で近づく事はできない。
    普通の寺とは雰囲気が違う。


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    本尊は薬師如来で日光、月光の脇侍となっているが、祭壇にはそれ以外にも12神将や不動明王等数多く仏像が並べられている。


    神宮寺は若狭一宮である若狭彦神社の中にあった。
    周囲は畑や集落に変わっているが、元は広大な神社の境内だった。
    その若狭彦神社に行ってみる。

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    若狭彦神社は上社と下社に別れており、交通の便が良い下社の方が栄えてきた。
    その結果上社は若狭一之宮若狭彦神社、下社は若狭二之宮若狭姫神社と呼ばれるようになった。


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    夫婦松とされる亭々たる2本の杉は幹が2本になった杉だった。
    根の所で2本になった「夫婦」はよく見るがこんな幹の部分で2本になったのは珍しい。


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    結界となっているの川の先に楼門がある。
    古代の様式がキチンと残された神社のようだ。


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    手水で清めて、


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    本社殿へ。
    手前に基礎のようなモノが残っている。若狭姫神社でも見られるのだが、何の跡だろう。


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    本殿の屋根が少し痛んでいる。
    格はここの方が高いが誰もいない。

    若狭姫神社の方へ移動する。


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    約1.5km離れた所にあった。
    社務所はこちらにあり、こちらの方が栄えている。

    神宮寺からここいら一体、総てが「若狭国一之宮神社」のものだった。


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    楼門の上に聳えているのが千年杉なのだろう。


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    楼門を入った所に能舞台がある。


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    拝殿から中を見れば、本殿も若狭彦神社より立派だ。


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    横へ廻ってみると、
    あれ。屋根に千木や鰹木がない。
    神宮寺がある事と何か関係があるのだろうか。
    けれど若狭彦神社にはあった。


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    境内にこんなモノが。
    「窪みにお札を挟まないでださい」という立札が笑える。
    「窪み」のある女器陰石は角度に寄って妙にリアルに見えるから、何となくご利益が有りそうに思うのだろうか。


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